レーザープリンタにはこのような紙は使わないでください

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レーザープリンタにはこのような紙は使わないでください

こんにちは。ブラザーの山本です。

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レーザープリンタと相性の悪い紙についてのお話です。


インクジェットプリンタで写真や文書をきれいに印字するために表面処理されたインクジェット専用紙がありますよね。でも、これ、レーザープリンタがちょっぴり苦手な紙なんです。


インクジェット専用紙は、このイラストのように、普通紙と、インクを吸い込むためのコート層という2層構造でできています。詳しくは以前説明がありましたので、コチラをご覧ください。

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実はこのコート層とレーザープリンタとの相性が悪いんですね。 レーザープリンタは、

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紙の上にトナーを載せ、熱と圧力を加えることで印刷します。


ところが、このコート層は熱を加えると溶け出してしまう素材でつくられています。そのため印刷中に、プリンタの中で溶け出してしまうことがあるんですね。


この溶け出したコート層がプリンタの故障の原因になります。レーザープリンタの中で熱と圧力を加える部分を定着器といいますが、溶け出したコート層はこの定着器にまとわりつき、最悪の場合印刷不能となり、取替えが必要となる場合もあります。丁度こんなイメージですね。

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これはブラザーのプリンタに限らず、他社さんのレーザープリンタでも、また熱をつかって印刷するコピー機でも同じように故障の原因となります。ということでトナーを使用しているプリンタ、コピー機をお使いのお客様には、インクジェット専用紙のご使用は避けていただきたいですね。


ちなみに、下の写真は、インクジェットプリンタ用の光沢のあるフィルムシートをレーザープリンタに入れた時の様子です。こんな風になるんですね。

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同様に「糊」のついた封筒も同じです。プリンタの中で「糊」が熱で変化し、コート紙同様、定着器に封筒がからみついてしまう場合があります。

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ですから封筒は「糊」のついていないものがおすすめですね。



編集日:2006年10月23日


このトピックは2005年5月26日のブラザー社員のブログを再編集したものです。