気になるレーザーの消費電力。身近な家電と比較してみました。

ブラザー資料室 Brother Library

気になるレーザーの消費電力。身近な家電と比較してみました。


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こんにちは。ブラザーの長谷川です。レーザープリンタやレーザー複合機は、どれくらいの電力を消費するのでしょうか?ブラザーのレーザー複合機「MFC-7820N」を例に挙げながら、どんな時にどれくらいの電気を使っているのかを見ていこうと思います。まずその前に、印刷方法の確認をしてみましょう。


レーザープリンタは紙の上にトナーと呼ばれる粉を載せ…

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そこに熱と圧力を加えることで、トナーを紙にくっつけるんです。ちょうどアイロンがけをしているようなものですね。コピーをしたあと、紙があったかいことがあると思いますが、それは熱をかけてトナーをくっつけているからなんですね。


つまり、トナーをくっつけるためにはある程度の熱が必要です。主にこの時、電気が使われるんですね。(レーザープリンタの印刷方法の詳細はコチラ)




では、どの程度の電気が必要なんでしょうか?主な4つの場合に分けて見ていくことにしましょう。



1.印刷をするために、複合機のヒーターを暖める場合(約15~20秒程)


MFC-7820N」の電源を入れると、印刷に備えてアイロンのようなヒーター*1を15~20秒ほど暖めるんです。この時に電気を使います。』

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長谷川:『また同時にコピーなどを行うと、原稿照明用のランプ、モーター等が一斉に動きますので、最大で1032ワットの電気を使います。・・・と数字を言っても、ピンときませんね。家電と比較してみると、大きさにもよりますが、小型のドライヤーでおよそ1200ワット(温風時)を使いますので、これを15~20秒程使っているという感じです。

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もちろん、印刷してから20分間くらいは、ヒーターが冷え切っていないので、もっと早くヒーターがあたたまります。ですからこれほど電気は使いません。



2.複合機で連続印刷する場合


連続印刷している時には、最大で約500ワットの電力を使います。連続印刷している間はちょうど小さめのこたつを使っているようなイメージですね。

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3.すぐ印刷できるように複合機が待機している場合(5分*2


印刷をするために一度ヒーターを暖めると、その後5分間(お買い上げ時の設定)はすぐに印刷ができるようにヒーターを暖かく保ちます。その時の消費電力は平均75ワットです。75ワットというとトイレ等に使われる一般的な電球をイメージしていただければわかりやすいと思います。

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お買い上げいただいた時には、ヒーターを暖かく保つ時間が5分間に設定されていますが、お好みで調節していただくことが可能です。



4.複合機がお休みしている場合


5分*3待機しても印刷をしない場合、複合機はヒーターを暖める必要がないと判断してお休みモードに入ります。いわゆるスリープです。この時、「MFC-7820N」はファクス等の機能が搭載されているにもかかわらず、平均で10ワット程度の電気で済むんです。


大まかに言うと「MFC-7820N」の消費電力はこのようになりますね。』

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レーザープリンタやレーザー複合機は常にたくさんの電気を使っているのではなく、上の絵のようにお客様のご利用状況に合わせて電気を節約しているんですね。


お客様の商品ご理解のために少しでもお役に立てればと思います。


(各数値はMFC-7820Nを常温10~32.5℃、湿度20~80% 結露の無い条件下での測定した値です。。)


編集日:2006年10月23日


このトピックスは2006年3月17日のブラザー社員のブログを再編集したものです。

*1:実際にはアイロンではありません。

*2:お買い上げ時の設定

*3:初期設定