プリンタを選ぶコツ、『解像度』をご存知ですか?
こんにちは。ブラザーの吉田です。カラーレーザー複合機の開発をしています。
プリンタをお買い求めになられるご予定のお客様から、
「『解像度』ってどういうこと?」
とご質問をいただきました。今日はその『解像度』って一体何なのか?、そんなお話をさせていただこうと思います。
皆さんが店頭、カタログ、インターネットなどでプリンタや複合機について調べると、まず間違いなく「dpi」という英語3文字を見かけると思います。例えば…
といった感じで。
この『dpi』は印刷の繊細さを表す解像度の単位なんです。この『解像度』や『dpi』とは一体何者なんでしょうか? では『解像度』と『dpi』のお話の前に、まずプリンタがどうやって印刷しているのかを復習してみることにします。
レーザープリンタはトナーと呼ばれる小さな粉を紙にくっつけることで印刷をしています。その粉が集まってできた小さな点を紙にたくさん置いていくことで人の目には絵に見えたり、文字に見えたりするんですね。
決してプリンタが絵を描いているのではなく…。
小さな点の集まりで絵や文字を表現しているんですね。プリンタがとても繊細な「貼り絵」をしているようなイメージです。
さてさて、この貼り絵の一つ一つの点をドットと呼びます。1インチの小さな正方形の中に、この細かい貼り絵の点をいくつ貼ることができるのかを表すのが『解像度』です。そしてその単位が「dpi」と呼ばれます。
「dpi」はdot per inch(ドット パー インチ)の略です。1インチ=2.54cmですから、2.54cmの小さな正方形の中にどれだけの貼り絵の点を置くことができるのかで『解像度』を表現しているんですね。
例えばブラザーのカラーレーザー複合機「MFC-9420CN」は600×600dpiなので…
拡大してみると、1インチ(2.54cm)の上にこんな貼り絵をしているような感じです。A4は縦横それぞれが29.7cm,21.0cmですので、気が遠くなるような貼り絵をMFC-9420CNはしていることになります。』
もうお分かりのとおり、この『dpi』という単位が大きければ大きいほど、人の目にはより繊細な絵(貼り絵)ができあがります。
このように『dpi』は印刷の繊細さを表す一つの目安なんですね。でも、お客様の中には写真を印刷される方もおられれば、文字やグラフを印刷される方もいらっしゃるなど、様々な用途があります。逆に繊細に印刷するためにdpiを上げようとすると、丁寧に貼り絵を行わなければならないため、印刷がゆっくりになるプリンタもあります。プリンタをお選びの際には、解像度(dpi)も参考にされながら、用途に合わせて店頭等で印刷サンプルをご覧いただけるといいですね。
編集日2006年10月23日
このトピックスは2006年4月11日のブラザー社員のブログを再編集したものです。
*1:写真はモノクロレーザープリンタ、複合機に使われているトナーです。







